闇の末裔 京都旅行記

2001.4.10

幕末を巡る、祇園祭、紅葉、年越し、グルメ等、京都へはテーマを決めて幾度も行っていますが、今度は闇の末裔を巡るというテーマで旅行したいと思いたち、旅行してきました。どうせなら桜の季節に合わせようと思ったのですが、今年は例年にない早咲きで、残念ながら少し葉桜になってしまいました。それに、春とは思えない暑さにちょっとバテバテの旅行でした。
それでは、京都旅行記、どうぞご覧下さい。

新横浜駅からひかりに乗り、先に東京から乗っている友人(P.N秋都)と合流。正午少し前に京都駅に到着しました。荷物を置いて、真っ先に向かったのは、伏見です。
伏見と言えば稲荷、稲荷と言えばいなり寿司ときつねうどん、ということで、昼食はいなり寿司&きつねうどんのセットにしました。京都のうどんは薄味で美味ですね。
食後、伏見稲荷大社に参拝しました。
伏見稲荷は、アニメでは都筑さんと密君がデートしていて、邑輝先生が磨紀ちゃんを殺害していました。コミックス7巻の中表紙で、織也さんが狐の面を眺めているのも、伏見稲荷の有名な鳥居群ですね。(写真右)本当に見事なまでにずら〜っと鳥居が並んでいました。伏見稲荷では、そこここにおきつね様が鎮座ましていて、狐好きの私にはちょっと嬉しかったです。
京阪に乗って、次に向かったのは四条通りにある茶寮、都路里
都路里は、1階がお茶の店で、2階、3階が茶寮になっています。闇の末裔では巽さんと都筑さんがお茶していましたが、それを抜きにしてもあまりにも有名なこのお店。いつ行っても、2階に登る階段は女性のお客さんで大行列が出来ています。今回も入れればラッキーと思っていたら、時間が半端だったのか、全然待たずに入れました。そんなこともあるんですね。
私がオーダーしたのは、抹茶フロート&抹茶ムースのセット。秋都はクリーム白玉あんみつ。2人とも甘いものはあまり得意ではないのですが、都路里さんのは甘くなくてとても美味でした。特に私が感動したのが、抹茶フロート。ドリンクとアイスが抹茶味なのはもちろんのこと、氷まで抹茶で、その上、カキ氷のようにさくさくの氷なのです。氷までひとつ残さずいただきました。これは行列が出来るはずです。
抹茶フロートがとても気に入った私は、1階の茶舗で、抹茶ドリンクのもとを購入しました。ふと見ると、闇の末裔の切抜きと、都の巽(お茶の銘柄)が店の一角に置かれていました。こんなもの写真に撮る人もいないだろう、と思いながらシャッターを押していると、後ろにいた女性客も闇の末裔が云々といいながら、写真を撮りたそうにしてました。結構同志がいるものなんですね。
満腹になった2人は、花見小路から白川に向かって散歩しました。都をどりのシーズンだったので、看板やちょうちんがかかっていて、さらに観光シーズンということで人出も多く、非常に賑やかな雰囲気でしたが、夕刻の人気のないときにそぞろ歩くと、京都らしい情緒たっぷりで、とてもいいところです。
白川にかかる橋、巽橋(写真中)。その名前だけで、巽ファンは行ってみたくなるでしょうね。ここが白川のなかでも、最もムードのあるところだと思います。居並ぶお茶屋さんの紅殻格子が、京都らしくて好きなところです。織也さんの鼓鶴楼も、この辺りにあるのではないかと想像したりして。なかなか敷居が高くて入れませんけどね。
 *お茶屋−喫茶店のことではありません。高級料亭と思っていただければいいと思います。
        舞妓、芸妓を呼んで、お酒を飲みながら食事をいただくところです。
さらに歩いて、新京極は花遊小路のよーじやに行きました。今はブランチが沢山できているので、わざわざ本店に出向くこともないとは思いますが、この本店は目立たないところにあるので、ちょっと通になったような気分が味わえる・・・かな。
巽さんと都筑さんがお買い物していましたが、ここもそれを抜きにしても有名な脂とり紙の店です。かくいう私も、かなり前から愛用しています。
この季節限定で、桜の脂とり紙がありました。綺麗なのですが、普通のに比べてお高かったので、ノーマルバージョンを買ってきました。
続いてバスに乗って、清水寺に向かいました。
コミックスで亘理さんが、都筑さんと密さんに事件の顛末を話していました。桜の名所らしいのですが、今年は暖かくなるのが早かったので、すでに葉桜になっていました。何本か満開の桜もあるにはあったのですが。闇の末裔のぱくりではないのですが、私も桜の季節より紅葉の方が、趣きがあって京都らしいと思います。
右の写真は音羽の滝。境内にあります。コミックス19頁で、密君のバックに描かれているのがそうです。滝といっても、ちょろちょろと屋根から垂れているだけですが。長柄杓で飲めるようになってるので、ちゃんと飲んできました。
土産物屋の並ぶ清水寺の参道から、三年坂(産寧坂)へ向かいます。この辺りはいつも観光客で賑わっています。町並みそのものは京都らしくていい感じのところです。
アニメで、邑輝先生が密君に再会して、殺人を目撃されていました。この坂で転ぶと3年以内に死ぬ・・・という話は私も聞きましたが、密君はもう死んでいると思うのですが。さらに、三年坂の両サイドは土産物屋が並んでいて、アニメのようにうっそうとした木が生い茂っているのは、明らかに三年坂ではないと思われます。
ぷらぷらと歩いていると、すぐに高台寺に着きました。
秀吉の北政所ねねの眠る寺らしいのですが、新選組ファンの私には、御陵衛士の屯所としか認識がありません。以前行った時、ねねの像を見て、泉ピン子に似てると思った覚えがあります。巽さんの京都観光プランでは、紅葉を愛でたようです。
閉門間際だったこともあり、今回は中に入るのはパスしました。
丸山公園を抜けて、知恩院まで歩きました。
前の項で邑輝先生が女性を殺害した場所について触れましたが、この知恩院の階段なんてそれっぽいと思いませんか。両脇に木も茂っているし、コミックスのほうには描かれている山門もあるし。この三門、日本一大きいんだそうです。
観光シーズンでまだ日も高いのに、すでに閉門していて中には入れませんでした。写真を撮っている私達のところに、人力車の客引きのお兄さんが来て、乗っていかないかと誘ってきました。夕食の時間にはまだたっぷりあるし、まあいいかということで、南禅寺まで乗せてもらうことにしました。
白川沿いにお屋敷街を抜けて南禅寺までの30分、車を引きながら説明するリキシャマンのお兄さんは大変だったでしょうが、暑いのと歩き疲れてた私達には快適でした。少し北の方に上がってきたからか、まだ満開の桜の木が沢山あって、いい景色でした。これって個人の所有なの、と信じられないくらいのお屋敷を尻目に、南禅寺で下車。日も翳ってきて、やっと少し涼しくなってきました。
写真は南禅寺でくつろいでいた犬。実家で飼っているのが柴犬なので、柴犬が一番かわいく見えます。あとはレトリーバーとかハスキーとか、大きい犬が好きです。
再び歩いて丸山公園まで戻ってきました。
丸山公園は、枝垂桜のライトアップがとても有名らしくて(写真)、花見客でごったがえしていました。ライトアップされると結構綺麗に見えるのですが、実は随分葉桜になってました。
丸山公園の中に、巽さんと都筑さんが昼食を食べたいもぼうがあります。老舗という感じの門構えですね。抜かりなく予約を入れておいたので、すぐに座敷に通してもらいました。
いただいたのは、いもぼう御膳。いもぼう(棒だらと海老芋の煮物)、あえ物、椀、祇園どうふ、ご飯、香の物で2400円なり。これはリーズナブルだと思います。

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